日本に居る時は、週末はほぼ外の岩場に行っていたので、そもそもインドアで行われるクライミング・コンペに参加する機会が全くなかった。
しかし、何と、ここヨルダンで、史上初のクライミング・コンペが開催される、というではないか。
これは参加しないわけにはいかない。なんせ、ほぼ全てのヨルダン人クライマーが参加するので、外岩に行こうと思っても、パートナーが見つからない(笑)
場所は、もちろんClimbat。ヨルダン唯一にして最大のクライミングジム。
11時から予選が始まった。
方式は、各人が4時間以内に15本のルートを手当たり次第に登って、完投数とポイント(難しいルートほどポイントが高い)を競う方式。とりあえず、猫も杓子もどんなレベルのクライマーも参加しているため、簡単なルートは順番待ちで、なかなかとりつけそうもない(笑)
仕方ないので、わざと一番難しい方から登っていたら、簡単なルートを登る時間がなくなってしまった。。。それでも予選を2位で通過(総参加者約80名)。
決勝へ。
決勝には男女各4名ずつが出場。男女とも同じルートをオンサイト・トライで登り、最高高度に到達した人が優勝だ。
一応、他の人の登りを見られないようにする(クライミングは他の人が登っているのを見てしまうと、すごく簡単になる。どうやって身体を動かせば登れるかがわかってしまうから。その「登り方」を瞬時に見つける能力がすごく大事。)アイソレーション・ルームなるものまで用意されていて、決勝に残った8人が集められる。
僕は男子の予選2位なので、登る順番は最後から2番目。
やたら待ち時間が長かったので、女子予選1位通過のヨルダン人女子高生、Jennnaとトレーニング談義に花を咲かせつつ、時間をつぶす。彼女はヨルダン人女子の中では、最も強い、将来有望な女子クライマーだ(事実、今回のコンペの女子の部優勝者)。
Jennaに指摘されて気付いたけど、、、そういえば、決勝に残っているのは、皆10代~20代前半のクライマーばかりで、おっさんは、俺一人じゃん(笑)
<決勝ルートをオンサイト・トライする私>
決勝ルート(7b)は下部は簡単。でも、上部のオーバーハング部分で1か所、トリッキーな部分があって、残念ながらそこで落ちてオンサイトならず。やっぱオンサイトって難しい。
でも結果は、なんと優勝でした。
私は、日本でコンペに出ても予選すら通過できないだろうけど、ヨルダンでは強い方のクライマーの部類に入る、、のかな?。まぁ、強いというよりも、若い人との経験の差が出たような気がする(オンサイト・トライは特に経験値が物を言う?)。
ヨルダンでは、クライミングはまだまだ発展途上のスポーツ。
でも男子の2、3位には、アメリカ人やドイツ人を差し置いて、ヨルダン人が入賞。
最近、ヨルダン人クライマーのレベルが急激に上がっているのを肌で感じます。(女子は2位がドイツ人、3位がアイルランド人)。
あと2,3年もすれば、僕はコンペでは入賞すらできないでしょう。
今の若いクライマーが成長していけば、いずれは世界レベルでもヨルダン人クライマーがデビューするのも近い、、、のかも?
そして、日本人が優勝しても、いろいろな国から来ているクライミング仲間が暖かく祝福してくれて、本当に楽しかった。
皆さん、今日は、ありがとうございました!(^^)
<終了後の全体集合写真>
ヨルダンでは、クライミングはまだまだ発展途上のスポーツ。
でも男子の2、3位には、アメリカ人やドイツ人を差し置いて、ヨルダン人が入賞。
最近、ヨルダン人クライマーのレベルが急激に上がっているのを肌で感じます。(女子は2位がドイツ人、3位がアイルランド人)。
あと2,3年もすれば、僕はコンペでは入賞すらできないでしょう。
今の若いクライマーが成長していけば、いずれは世界レベルでもヨルダン人クライマーがデビューするのも近い、、、のかも?
そして、日本人が優勝しても、いろいろな国から来ているクライミング仲間が暖かく祝福してくれて、本当に楽しかった。
皆さん、今日は、ありがとうございました!(^^)
<終了後の全体集合写真>