今日はイスラエル北部の町を探索しつつ、対シリア国境の停戦地帯、ゴラン高原まで足を延ばすことにする。
まずはオフアキバから1時間ほどのドライブで、ナザレへ。
ナザレは、聖母マリアがイエスの誕生を大天使ガブリエルに告知された場所であるとともに、イエスが幼少期から30年ほどを両親と過ごした場所。
<受胎告知教会>
<マリアがお告げを受けたとされる洞窟>
<司祭による説教が行われている様子。あまりにも荘厳な教会なので、入信しそうになる。。>
<聖ヨセフ教会>
ナザレを後にして、次はガリラヤ湖畔にある、タイベリアを目指す。
湖畔にある駐車場に駐車。駐車券(1時間5シェケル也)を自動販売機のようなもので発券して、車に張り付けておくシステムのようだ。
<ガリラヤ湖は巨大な湖。また、12使徒の一人ペテロが釣り上げた銀貨をくわえたセントピーターズ・フィッシュ(ガリラヤ湖産の淡水魚)が有名。>
<湖畔を散歩していたら綺麗な花を見つけました>
ガリラヤ湖を後にし、いよいよゴラン高原へ。
<ゴラン高原へは、ずっと上り坂を登っていく>
<所々に、立ち入り禁止の地雷原表示が見えてきたら、そこはもうゴラン高原>
現在でもイスラエルとシリアは、ゴラン高原の領有をめぐって争っており「停戦状態」にある。
最近はシリアの方が内戦に陥って、ゴラン高原どころの騒ぎではなくなっているが、数年前まで非常に高い緊張状態にあった場所だ(現在でも、たまに砲弾が落下したりしている、)
とりあえず車で行けるところまでいってみようと思い、車を進めていたら、クネイトラすぐ近くまで来れてしまった。
あたり一帯は農園が広がり、のどかな田園風景。とても停戦のための「緩衝地域」という感じではない。
<クネイトラは目と鼻の先だ>
<路上には軍用車両が多い>
イスラエル側からはひっきりなしにたくさんのツアー客が訪れており、なんだか拍子抜けするくらいに平和な感じ。時たま通る軍用車両からしか、停戦状態の緊張感は伝わってこない。
ゴラン高原でコーヒーを飲んだ後は、さらに北上してヘルモン山の方へ行ってみる。
<シリアとの国境の町、Majdal Shams>
<ヘルモン・スキー・リゾートは夏のため閉鎖されていた>
対シリア国境であるゴラン高原を一通り見たので、今度はイスラエルの北部国境(対レバノン国境)沿いに西に移動することにする。
<フェンスの向こう側はレバノン>
レバノン国境のナハリヤを経由して、アッコーへ。
<ジャーマ・アル・ジャッザール>
<城壁>
アッコーからオフアキバまで戻り、本日のツアーは終了。
今日も友人宅で宿泊。
<ビーフシチューは典型的なイスラエル料理の一つらしい>