November 24, 2014

チューブロック/城山/伊豆修善寺

 快晴の3連休。

 あいにくと先週から風邪をひいてしまい、止まらない鼻水と咳に悩まされる毎日。。。


 それでもせっかくの快晴の3連休なので日帰りでもいいからクライミングしたい!ってことで、最終日、約2年ぶりに伊豆・城山に行くことにする。

 今日の目標は2年前に行った時に登れなかった「生と死の分岐点(5.12b)」、それに隣に位置する「白壁の微瑕(5.12d)」を登ること。

 東京から東名経由、約3時間で岩場に到着。



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            <右側のラインが「生と死の分岐点(5.12b)」、左側のラインが「白壁の微瑕(5.12c)>


 まずはアップで「ストーンフリー(5.10c)」をMOS。最後の最後に核心がある、アップに最適な好ルート。


 その後、「生と死の分岐点(5.12b)」にトライ。

 2年前にトライしたときは特に細かい上部パートが相当悪く感じたが、今日はそれ程悪くは感じない。最近、仕事が暇になって定期的にクライミングができているので、少しは成長しているのか?。2便目でRP。



 次に、隣にある「白壁の微瑕(5.12d)」にOSトライ。

 2ピン目をとったあと、ハング下からガバのアンダーホールドをとった窮屈な姿勢でハング外に身体を出す。
 そして悪いポケットで身体を引き上げて、左のガバを取りにいったところでフォール。。。OS失敗。このポケット、浅くて異常に悪い!

 フォール後、ハングドッグした状態でさぐったところ、どうやらこのホールド、「使い方」を間違っていたようだ。。。「使い方」を間違えなければしっかり持てるので、比較的安定した状態で次のガバを取りにいける。やっぱりOSって難しいなー。

 ところが下部パートをこなした後の上部パートも細かいホールドが最後まで続き、なかなか気が抜けないことが判明。なんか隣の「生と死の分岐点」に似ているな。。。
 それでもホールドの位置関係さえ分かってしまえば、後はムーブをつなげるだけで、何とかなりそうだ。

 2便目、RPを狙い、気合を入れたトライをするも結局、RP失敗。。。冬の日はつるべ落としで、そのまま日が暮れてしまい本日のクライミング、終了~。
 結局、「白壁の微瑕」を1日で登ることはできませんでした。残念!。また2年後にトライしにこよう(笑)。


 帰りは沼津IC近くの「たんぱく大国」で秋刀魚とホタテを食す。
 この店、2年前にも来たけど、お手ごろな値段で海の幸をたっぷりと味わえてホント、お勧めです。


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                 <たんぱく大国の定食セット。このボリュームで千円也>


 Iさん、YKさん、Yさん、本日はお付き合い頂き、ありがとうございました~(^^)
  

Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0) Sport Climbing 

November 03, 2014

天王岩/奥多摩

 今週末は、3連休にもかかわらず、予報は雨。。。

 ところが3連休に入る直前、3連休の最終日の予報が突然晴れに変わった。ということで、せっかくの晴れなので、久々に日帰りで行ける奥多摩の岩場に行ってみることにする。

 実に10年ぶりくらいに甲州街道を車で走り、とりあえず武蔵五日市駅へ。


 今日は奥多摩の岩場の中でも今までに行ったことがない岩場を狙おうということになり、当初、神戸の岩場に行ってみる。
 ところが、ひどい染み出しで全く登れずに敗退。。。今年は夏から秋口にかけて雨が多かったため、石灰岩の岩場のコンディションはかなり悪いようだ。
 一緒に行った友人に聞いたところ、今年は二子もまだシーズンインできていないという。


 今回はオブザベのみとなってしまったが、神戸の岩場は岩場としてはコンパクトだが、ルートスケールはなかなか。コンディションが良い時に、ぜひ再訪して登ってみたい岩場だ。


 神戸からの帰途、このまま帰るのももったいないので、神戸の岩場から車で30分ほどのところにある天王岩に行ってみることにする。
 11時頃、岩場の基部に到着。すると岩は若干湿ってはいるものの、何とか登れそうなコンディションだ。

 天王岩は東京の都心から最も近い場所にある岩場の一つで、グレード的には初中級者用の岩場ながら、アプローチの短さとアクセスのし易さ(一時期アクセス問題が発生したこともあったが、現在は岩場前のマス釣り場の駐車場を500円で利用させてもらえるようになったため大丈夫)から人気の岩場。

 3連休で唯一の好天に恵まれた今日は、日帰りで来たという多くのクライマーで賑わっていた。


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                  <天王岩は多くのクライマーで賑わっていた>


 天王岩はクライミングを始めた頃に数回来たことがあるが、約15年ぶりの再訪。
 岩質はチャートだが、傾斜がない分、苦手のカチ系のルートが主体だ。

 今回、初めてマス釣り場の駐車場を使用したが、駐車場は16時に閉鎖されるらしい。。。正味半日のクライミングとなる。

 時間もないので岩場に着くなり、早速アップ。アップから11台の三ツ星ルートにトライすることにする。

 始祖鳥(11ab)にMOSトライ。MOS成功。

 核心部は4ピン目を過ぎたあたりの中間部。縦ホールドを上手く処理して登るあたりか。足の置き方がポイント。


 続いてグレード的にもこの岩場で一番難しいというエスパー(12ab)にMOSトライ。


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            <かぶった左上カンテを外傾ホールドに耐えながら登る「エスパー(12ab)」>


 下部のハング部分を順調にこなし、トポに書いてある「核心の外傾ホールド」部分、なんとか耐えて3ピン目クリップをするも、その先でフォール。

 しかし、フォール後、ハングドッグしながら外傾ホールドの持ち方を変えてみると、かかりの良い持ち方を発見。
 う~ん、この外傾ホールド、確かに「悪い」けど持ち方によっては何とかなりそうだ。

 というわけで、30分後、2度目のトライでRP。またまた棚ボタ的だが、12abを1day2便でゲットできた。


 その後、4時までまだ1時間くらい時間があったので、ビッグウォールのためのトレーニングとして、11台ルートを1分間のオブザベで、かたっぱしからMOSトライ。

「カイーノ(11a)」MOS成功
 1ピン目が5mくらいの位置にあり、かつクリップホールドが薄いカチ。
 またスタート地点の足場がかなり悪いため、落ちたら大怪我が避けられないルート。
 プリクリしないでMOSトライしたため、1ピン目のクリップまではかなりの緊張を強いられた。11台を登る力しかない場合は、絶対にプリクリした方が良いだろう。

「ウォーミングアップ(11a)」MOS成功
 核心は6本目の最終ピンにクリップする部分と、そこから「クラック・ジョイ」に合流するまでの2mくらいの部分。
 最終ピンへのクリップは態勢が悪いのでOSトライ時はそこで落ちないよう要注意。

「八月革命(11b)」MOS成功
 出だしから最後まで悪いカチホールドをつないでいくルート。
 終了点直下にある最後の核心部分はMOSトライであったため力づくで越えてしまったが、良く探せばガバホールドがあるので(トライ終了後の下降時に発見)、OSトライの場合は落ち着いてトライすることをお勧めする。三ツ星かつ有名ルートなので、MOS成功できてかなり嬉しかった。

 今回、クライミングパートナーに言われて気づいたが、自分は意外にカチが得意なのか?(笑)
 ただ、チャートのカチは確かに頑張れますが、花崗岩(小川山)のカチは全く頑張れません(涙)


 Iさん、今回は色々お付き合い頂きありがとうございました!(^^)


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Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0) Sport Climbing