今週末はHさんのお誘いに応じ、GW以来、半年ぶりの有笠山。
ヘルケイブで2日間を過ごすことになる。
<群馬は紅葉が綺麗でした>
今回の目標ルートは「正対ひきつけ師(12c)」。
当初、アップとしてフェアリー・エリアで「夢を見る頃(11ab)」をMOS。
「夢を見る頃(11ab)」はルーフ状のハング地帯をガバをたどって右回りに乗り越していくどっかぶりルート。
ガバだけに簡単だが、ハングを回り込むとロープの流れが極端に悪くなるので要注意。登りながらロープを引き上げるのに苦労しました。
アップ後、ヘルケイブ・エリアへ移動。
早速、「正対ひきつけ師(12c)」をOSトライ。
<正面の小ハングを乗り越し、カンテの左沿いを登る正対ひきつけ師(12c)>
出だしから4ピン目まで順調に高度を稼いだものの、5ピン目手前、カンテ沿いに出る部分でフォール。
この辺が下部の核心部分かと思われるが、ホールドが全体的に甘くなり、超バランシー。
そしてここを越えても、上部ハング下にある最後の核心(最終クリップ手前)部分はかなり難しい。
特に最終ハングを越えたところにある終了点直下にあるカチをとりに行くムーブが、全くできる気がしない。そして、最後の数手は全てのホールドがグージョンで固めた人工ホールドである点もやる気をそがれる。。。
また、オンサイト・トライ後、見物していた地元クライマーによると、カンテ部分で使用できるホールドには色々と制限があるらしい。
要はカンテ部分にある「ルンルンしんすけ(12b)」で使うホールドは、「正対ひきつけ師(12c)」では使わないということらしいのだが、初めて岩場に来た人がオンサイト・トライする際に、どうやってホールドを見分けるのだろう?
結局、最後の核心部分があまりにも悪いので、2便を出した後、「正対ひきつけ師(12c)」をあきらめて、「ルンルン伸介(12.b)」にOSトライ。
出だしのハングを越え、中間部の甘いホールド部分でフォール。その後上部まで2テンでトップアウト。
特定の悪い部分はなく、全体的に悪い感じで、最後にヨレ落ちするようなルートだ。
その後、計5便を出したものの、結局RPできず・・・全てのトライが最後の終了点に乗り移る前のカチホールドのところでのヨレ落ちだった。下部のムーブをしっかりと固めないと上でヨレ落ちしてしまう~。
1日で12bが落とせず、まだまだ修行が足りないようだ。
ムーブを固めて、といったやり方では登りたくないので、次はまた1年後かな。。。
土曜夜は岩櫃城温泉くつろぎの湯へ。堂々とした城郭の内部が温泉になっているユニークな建物。
<岩櫃城温泉くつろぎの湯、410円也>
<晩飯は中之条町にある焼肉屋「忠央」でAセット1000円也>
<正対ひきつけ師をトライするHさん>
Hさん、Yさん、遊んで頂きありがとうございました!(^^)