March 31, 2012

ゲレ練 & O塾入門 at Teine

 今日はゲレ練デイ。

 幸運にも、コブ用にとゲレ板をくれたOさんからスキーの練習法を学べることに!

 <今日のトレーニングメニュー>

 1 片足だけスキーをつけて、ターンの練習
   しっかりと板のセンターに乗る練習。センターに乗ってないと曲がることができない。
 2 ターン時に板のテールを引きつけてピョンピョンはねるようにターンする練習
   後傾を矯正する練習。しっかりと前傾してないと、テールを浮かせることができない。
 3 レールターンの練習
   しっかりと板に乗りこんで曲がる練習。山スキー側にも加重してないと2本のレールができない。

 終日、練習した結果  http://youtu.be/C3F5hZeoF5s


 今シーズンから始めたスキー、今まで自己流でやってましたが、上手い人に教えてもらって目からウロコが落ちました!

 今日は本当に充実した1日だった!

 皆様、今日はお付き合い頂き本当にありがとうございました!(^^)(^^)(^^)
  

Posted by straysoldier at 21:12Comments(0)TrackBack(0) Slope Skiing 

March 30, 2012

北朝鮮4月13日に最高人民会議 正恩氏の国防委員長就任焦点

25日産経新聞は以下のように伝えている。

 『 朝鮮中央通信は24日、北朝鮮の国会にあたる最高人民会議12期第5回会議が4月13日に平壌で招集されると伝えた。最高人民会議常任委員会が22日付で発表したという。金正恩氏が、昨年12月の金正日氏の死去で空席となっている国家機構の最高ポスト・国防委員長に選出されるかが焦点となる。』

 正恩氏は既に朝鮮人民軍最高司令官の地位を得ている。4月中旬に開催が予定されている朝鮮労働党代表者会では、党総書記に就く可能性が指摘されている。

 正恩氏が最高人民会議で国防委員長に就くことになれば、正恩氏は「強盛国家」入りを目指す金日成主席の誕生100周年(4月15日)の祝祭に合わせ、金総書記が就いていた主要ポストをすべて引き継ぎ、金王朝の3代世襲体制が完成することになる。

 正恩体制をめぐっては一方で、金総書記が確立した国防委員長中心の指導体制から党を中心とする金主席当時の形態に回帰、国防委員長を置かない可能性も指摘されている。

 最高人民会議ではまた、2010年11月に朝鮮人民軍ナンバー2だった趙明禄氏が死去した後、空席となっている国防委員会第1副委員長の後任に正恩氏の叔母の夫で最側近とされる張成沢国防委員会副委員長が昇格するかも注目される。

 最高人民会議開催は昨年4月以来1年ぶり。新体制が金総書記の「遺訓」としている住民生活の向上に向け、どのような政策を示すのか関心を集めそうだ。

  
Posted by straysoldier at 23:23Comments(1)TrackBack(0) Military Impressions 

March 29, 2012

中国監視船、尖閣沖で一時領海侵入の目的は

17日付日経新聞は以下のように伝えている。

 『 16日午前6時ごろ、尖閣諸島・久場島から北東約40キロの日本の接続水域内で、中国国土資源省の国家海洋局に所属する「海監50」「海監66」の2隻が南南西に向けて航行しているのを、同本部の巡視船が発見。無線による警告に「中国の領土だ」と応答。同本部によると中国船は一時、日本の領海内に侵入した 』

 また、22日付産経新聞によると、中国国家海洋局の東シナ海管轄当局者は、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)海域で16日に開始した海洋調査船の巡視活動について日本の実効支配の「打破」を目的にした「定期」巡視と表明している。

 中国には「実効支配が50年続くと国際法の判例で尖閣諸島が日本の領土として定着しかねない」との強い危機感がある。そのため領有権をめぐって対立する海域での中国船の巡視活動を拡大することで「尖閣諸島は中国が領有、管轄する地域」を強調する狙いがあるのだろう。

 同諸島が沖縄県とともに米国から日本に返還されてから50年となる2022年5月が近づくにつれ、中国は強硬姿勢をエスカレートさせていく可能性が高い。今後の中国監視船等の動向に注目したい。

  
Posted by straysoldier at 23:45Comments(0)TrackBack(0) Military Impressions 

March 28, 2012

駐露日本公使が盗撮・盗聴被害

 27日付産経新聞は以下のように伝えている。

 『 ロシアで反政権派の政治家や人権活動家が盗撮・盗聴され、面会や電話の内容がインターネットや政府系メディアで暴露される事態が相次いでいる。在露日本大使館の公使も被害にあった。ソ連時代をほうふつさせる盗撮・盗聴劇には治安・特務系機関の関与が疑われており、プーチン首相が次期大統領に就任するのを前に、反政権派の信用失墜や分断を図る狙いだとみられている。

 日本大使館の公使は2月3日、モスクワ市内のレストランで著名な人権活動家、ポノマリョフ氏と面会しているところを盗撮された。計5分30秒にわたる2本の盗撮映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載されており、一部は政府系テレビ局NTVの番組でも放映された。

 この番組では諸外国が資金援助を通じて反政権派や人権活動家の糸を引いていると主張。ポノマリョフ氏が北方領土の色丹、歯舞の「2島を(日本に)引き渡すべきだ」とする持論を展開している映像が使われ、氏が日本の政治的利益と引き換えに「助成金」を求めているとのナレーションが加えられていた。 』

 プーチン首相のロシア大統領復帰に向け、熾烈な情報戦が行われている。

 今回の工作は、北方領土問題について日本に有利な状況を作り出そうと日本大使館が工作をしているかのように報じることにより、ロシアにおける対日感情を悪化させようとする世論工作だ。この種の工作は、政権交代期等において、外に敵を作り出し、国内における支持率の向上や、体制の引き締めを図る際によく用いられる手法だ。

 盗撮を含めたこの種の工作が連邦保安局(FSB)などの情報機関によって行われたのは間違いない。

 政府系放送局であるNTVでは、他にも、日本以外の欧米の外交官が人権擁護団体に出入りしたり、反政権デモを視察する模様も放映されている。昨年末には、反政権派のネムツォフ元第1副首相が俗語を多用してデモ組織関係者を批判した電話の会話を盗聴され、政権派のネットメディアが録音を暴露した。

 今回、日本に対して行われた情報工作に対し、日本は速やかに抗議するべきだ。また、今後も同様の工作が展開する可能性が高いことから、大使館勤務員をはじめとする政府関係者に対し、ロシア国内における行動に最大限「注意」するよう呼び掛ける必要がある。

  
Posted by straysoldier at 20:39Comments(0)TrackBack(0) Military Impressions 

March 27, 2012

現行PKO法では、自衛隊の活動に法的限界

 南スーダンに派遣された自衛隊PKO部隊は、現在、現地で着々と活動基盤を築いている。今回の南スーダンPKOは停戦監視などの従来型と異なり、「国造り支援」が特徴だ。しかし法律的な限界もある。

 例えば、南スーダン共和国が自前で治安を維持するためには、軍や警察の能力向上が急務だ。しかし南スーダン軍はゲリラ組織が母体で、軍としての能力は著しく低い。国連は軍の育成を支援する予定だが、日本のPKO協力法にそうした任務は記されていない。南スーダン軍の施設部隊の教育訓練を支援できれば自衛隊が造成した道路の維持管理のノウハウを教えられるのだが、そういった事が現行法上、できないようになっているのだ。

 (これに関しては、戦闘部隊への教育訓練は、他国の武力行使との一体化を禁じた憲法に触れる可能性があるが、施設活動や医官など、後方支援分野なら憲法との整合性が図れるという意見もある。)

 もう一つの法的な限界は、正当防衛と緊急避難等に限定された武器使用基準だ。(昨日のブログでも、述べたが)

 南スーダン共和国では2005年の南北和平以降、援助機関や商社などの邦人が現地入りし、今後も邦人の数は増えそうだ。だが、こうした邦人が襲撃されても、現行法では救出に武器は使用できない。また、現在、自衛隊が駐留するジュバの宿営地では、同じ敷地内にインド軍とバングラディッシュ軍が宿営するが、それらの部隊が攻撃されても、自衛隊は隣にいながら何もできない。他国軍が襲撃されても助けられないため、共同での宿営地警備も行っていない。

 PKO法は今年で成立から20年を迎えるが、国連PKOの性質や任務が変遷しているのに対し、自衛隊の任務や武器使用基準はほとんど変わっていない。政府は現在、PKO法の改正を検討しているが、今回の派遣を契機とし、議論の機運を高めてほしい。

  
Posted by straysoldier at 22:58Comments(0)TrackBack(0)

March 26, 2012

自衛隊、海外宿営地を共同防衛 PKO法改正で政府

 26日、共同通信は以下のニュースを配信した。

 『 政府が検討する国連平和維持活動(PKO)協力法改正で、自衛隊の任務に他国軍との「宿営地の共同防衛」を加える案が浮上していることが25日分かった。危険に巻き込まれそうな邦人を安全な場所まで移動させる「邦人誘導」も新たな任務とする方向。いずれも現行の武器使用基準は変えない方針だ。複数の政府関係者が明らかにした。

 両任務とも自衛隊が海外展開する際の必要性から検討。武器使用基準を現行の「自衛官やその管理下にある者の防衛」にとどめることで、海外での武力行使を禁じる憲法に抵触しないと判断した。』

 中途半端な法改正だ。

 なぜなら、武器使用基準を変えないまま、任務を拡大するのは、現場で活動する自衛官及び他国の軍人を危険にさらすだけだからだ。

 例えば、宿営地を他国軍と共同防衛している時に、他国軍のみに対し攻撃がなされた場合、武器使用基準の変更がない限り、自衛隊は武器使用ができない。すなわち、他国軍を援護する射撃ができないのだ。そんなことでは、他国や国際社会からの信頼は得られない。

 そんなことを考えていると、丁度、本日(26日)昼にNHKで放送されていた参院予算委員会質疑の場で、参院自民党の宇都隆史参院議員(元自衛官)が田中防衛大臣や野田総理大臣に対し舌鋒鋭く、「集団的自衛権」の問題を問いただしていた。

 「集団的自衛権」の問題は武器使用基準の問題と直結している。

 宇都参院議員とは自衛隊幹部で同期だった。現在は、制服を脱ぎ、国会議員として活躍している。ぜひとも集団的自衛権の問題解決に向け頑張ってもらいたい。

  
Posted by straysoldier at 22:55Comments(0)TrackBack(0) Military Impressions 

March 25, 2012

北ミサイル イージス・PAC3で備え

 25日付読売新聞は以下のように伝えている

 『 北朝鮮が「人工衛星」と称して打ち上げを予告したミサイルについて、政府は30日にも安全保障会議(議長・野田総理大臣)を開き、自衛隊に「破壊措置命令」を発令する方向で最終調整に入った。

 北朝鮮は、故金日成(キム・イルソン)主席の生誕100年(4月15日)に合わせ来月12日から16日の間に「人工衛星を打ち上げる」と発表し、その一部が、沖縄本島の南西に位置する先島諸島の上空を通過するとみられている。

 政府は、ミサイルや人工衛星、打ち上げ用ロケットなどが日本の上空を通過する場合は迎撃しないが、日本の領土、領海にミサイル本体や部品などが落下する可能性がある場合には、まずイージス艦のスタンダード・ミサイル3(SM3)により大気圏外での破壊を試みる。打ち漏らした場合は地上配備のPAC3と、2段階で対応する。

 イージス艦は周辺海域に「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の3隻の展開を検討しており、PAC3はミサイルの通過空域に近い石垣島、宮古島、沖縄本島のほか、万が一に備え、首都圏への配備も検討している。

 ミサイル発射後、1段目のブースターは黄海上、2段目はフィリピン・ルソン島沖の太平洋上に落下する見通しで、防衛省は航跡や飛行距離、精度の分析を行う方針。』

 このニュースに引き続き入ってきた情報によると、北朝鮮は既に長距離弾道ミサイルの本体とみられる物体を平安北道鉄山郡の東倉里基地に搬入し、発射準備を行っているようだ。

 北朝鮮は、国際社会からの非難をもろともせずに、今回も「衛星発射」を間違いなく強行し、その数ヶ月後には前回同様、「核実験」を行うだろう。

 もし、北朝鮮が、これらの実験を通じ、米国本土を射程に収める長距離弾道ミサイルと、それに搭載可能な核弾頭の開発を完了した場合、東アジアにおける軍事バランスは大きく変わることになる。。

 日本が行えることは、迎撃態勢を整えることだけではない。

 国際社会と連携しつつ、ミサイル及び核実験を行わせないよう、あらゆる手段を通じて圧力をかけるべきだ。

  
Posted by straysoldier at 22:33Comments(0)TrackBack(0) Military Impressions 

March 24, 2012

The Apollonious Hill / Kiroro B.C.

 今週も天気が悪く、雪もそれほど降ってなさそう。。。
 というわけで、、、そんな中でも雪が期待できるキロロBC、アポロへ!

 今日は太陽が期待できないので、一眼は持っていかないで、携行はコンデジのみ。
 たまには「撮影」ではなく「滑り」に集中し、スピードを出した大回りの長距離滑降を練習することにする(^^;)


CIMG0004




CIMG0009




CIMG0011

                         <ノートラの北斜面>



 行ってみると、アポロは傾斜がそこそこ強く、一気に300mのオープン斜面の滑降が楽しめる絶好の場所!

 貸切だったため、1本目は300mノートラ斜面の一挙滑降を楽しむことができました~(^^)

 そして、予報に反して視界はそこそこで無風。 雪はスネパウ。
 一緒に行ったパートナーはこの時期なのにフェースショットが楽しめたと大喜び。
 やっぱ一眼を持っていけば良かったと少し後悔。。。(^^;)

 でも滑りに集中したお陰で、自分なりに満足のいく滑りをすることができました~

 北斜面を2本落としたのち、視界が悪化したため本日は終了。。。もっと滑りたかった!

 本日も遊んで頂きありがとうございました~  
Posted by straysoldier at 20:30Comments(0)TrackBack(0) Back Country Skiing 

March 23, 2012

日米、サイバー攻撃監視網 発信元やウイルス特徴を情報共有へ

 23日付読売新聞は以下のニュースを伝えている。

 『 日米両政府は22日、サイバー攻撃の動向を監視する共通の観測網を構築することに大筋で合意した。総務省と米国土安全保障省が23日、東京都内で開かれる局長級協議の後、共同発表する。

 国境を越えたサイバー攻撃が激化する中、互いの国で観測された攻撃情報を共有することで、いち早く対策を進めるのが狙い。』

 日本政府がサイバー攻撃で外国政府と連携して警戒に乗り出すのは初めてだ。

 日本側が米側に提供するのは、総務省所管の「情報通信研究機構」が国内14万のセンサーで観測している「不正通信」などの情報。具体的には、大量のデータを送りつけるDDoS攻撃の発信元や、送りつけられたウイルスの特徴などを米側に提供する。

 一方、米国は情報セキュリティ関連では最大級とされるデータベース「プレディクト」の情報を日本に提供する予定。米国内で確認されたウイルスの分析結果や、不正通信の発生状況などが伝えられると思われる。

 今まさに「進行中の戦争」であるサイバー戦は、いかに早く敵のサイバー攻撃を察知し、その攻撃方法を解析し、適切な対策を講じられるか、が重要だ。

 米軍は2009年6月に、サイバー戦を統括する統合コマンドとして、サイバーコマンド(CYBERCOM)の編成を開始した。2010年5月には初期運用を開始し、同年10月に本格運用段階に入っている。

 サイバー攻撃に関する日米同盟国間での情報共有は、(特にサイバー戦対策が正直、遅れ気味)である日本にとって、大きな意義がある。現在、自衛隊では指揮通信システム隊(約160名)がサイバー戦対策を担当しているが、2012年3月末には同隊の隷下に「サイバー空間防衛隊」が新設される予定だ。

 日本は、国家安全保障の多くを(残念ながら)米国に依存している。サイバー戦に関する分野においても他国の一歩先を行く米国から、多くのことを学んだ上で、一刻も早くサイバー防護態勢を確立すべきであろう。

  
Posted by straysoldier at 21:58Comments(2)TrackBack(0) Military Impressions 

何故、この時期に「衛星」発射の発表か?

2月末に行われた米朝協議で、北朝鮮は米国から食料援助を受けるという確約を得た。しかし、今回の「衛星」発射の発表で、この約束は反故にされようとしている。

 北朝鮮は、(金日成生誕100周年を祝うためにも)のどから手が出るほど欲しかった食料支援を棒に振ったわけだ。何故、この時期にそのような発表をしたのか?

 金正日死去後、金正恩をトップとする「集団指導体制」を採用する北朝鮮中枢では、核やミサイルを前面に出す対外強硬路線を進めようとする軍と、外交部門を中心に交渉を進める勢力が拮抗しているとの指摘がある。

 朝鮮人民軍の内実に詳しい関係者は、正恩氏が「われわれは核を持っている。食糧は南(韓国)に献上させろ」と側近に指示したと、高級幹部から聞いたという。また、現在の正恩政権について、外交部門に人材を集中させて対米、対日、対韓交渉を進めようとするグループと、「核・ミサイル」を背景にした強硬政策で対外的に優位に立とうとする勢力が拮抗(きっこう)しているとも言われている。

 正恩氏は総書記就任当初、「食糧問題解決」を最優先に掲げており、米国からの食糧支援獲得を最優先課題とした。ミサイル発射凍結を盛り込んだ米朝合意は、強硬派とは別の外交推進グループが主導していた可能性が高い。とすれば、米朝合意後にミサイル発射を予告する矛盾は、外交推進派と強硬派という相反する2つのグループに支えられた正恩体制の危うさを物語ってもいる。

 鍵を握るのは、正恩氏の最側近とされる李英浩軍総参謀長。李総参謀長は2月の金総書記生誕70年の際に行った演説でも、金総書記の偉業は北朝鮮を「核保有国」にしたことだと強く訴えっている。正恩氏の「核積極活用」発言は、李氏ら強硬派に同調した可能性があり、今回のミサイル発射発表にも影響したと思われる。

 というわけで、今回の打ち上げ発表について分析すると、北朝鮮中枢で軍部の意見が強くなったからだという評価が下せる。指導部内で、この種の意見の不一致をおさめられるほどには金正恩氏の力はまだ強くはない。この不一致が今後さらに大きな不安定を招く可能性もある。

  
Posted by straysoldier at 21:51Comments(0)TrackBack(0) Military Impressions