May 01, 2008

軍事監視要員の生活

 各キャンプには、兵士達が訓練や生活のために使用する場所に隣接して、国連の軍事監視要員が居住するための区画が確保されています。集積された武器を貯蔵するコンテナ、大型テントを活用した事務室、プレハブ居室、トイレ一体型のシャワーユニット、それに食堂などが設置されています。

 常駐する軍事監視要員は通常3名で、2週間~1カ月の連続勤務の後、他の軍事監視要員と交代します。

 

 キャンプ勤務間の食事は駐留する軍事監視要員が自分達で準備します。3名で食事当番を輪番でまわしていきますが、世界各国から来た軍事監視要員は、それぞれの国の本場料理を腕をふるって準備してくれるので、必然的に食事はバラエティに富んだものとなります。

 

 ヨルダンから派遣された軍事監視要員には、マンサフと呼ばれるヨーグルトと子羊の肉を存分に使った伝統料理を御馳走になったり、パラグアイの軍事監視要員には本場のトルティーヤを食べさせてもらいました。

 

 キャンプの中には娯楽と呼べるようなものは一つもありません。私はマオイスト軍の兵士達と一緒にバレーボールやバドミントン、空手などのスポーツをやったりして、長期のキャンプ勤務に伴うストレスを発散していました。

  

Posted by straysoldier at 22:32Comments(0)TrackBack(0) Mission in Nepal