October 13, 2017

Rasoun / Ajloun

 今日は9月初旬に行って暑すぎて午前中で帰ったRasounへ。さすがにそろそろ涼しくなっている頃だろう。

 ちなみに、Rasounは壁がある場所の地名なのだが、「Warda al Hamra(アラビア語で「赤い壁」の意味)」というよりもこちらの方が言い易い&行く場所をダイレクトに示しているので、皆、こちらを使用しているようだ。

 パートナーはKanfoosh、Fares、そしてアメリカ人のKentの3人。Kentはヨルダンに滞在しながら、時々イラクに行ってNGOで働いたりしている自由人だ。


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        <アプローチ道から眺めるRasounの岩場。確かに赤い。>


 岩場に着いてみると日向はいまだに暑いが、登れないほどではない。このエリアは横に長くて、グレードも様々なものが揃っているので、冬場に楽しめそうな岩場だ。

 前回はSharpエリアでトゲトゲの石灰岩を堪能したので、今日は指に易しそうなGeckoエリアへ。

 まずはアップで「Millipede(5c+)」と「Maglab(6b)」にトライ。MOS。


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            <右のボルトラインがMilipede、左がMaglab>

 それほど難しくもなく、アップに最適な好ルート。



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         <Rasounの岩場からはRasoun村が一望できる。そして、携帯の電波が入るのも大きな利点の一つ。>


 続いてエリア最難の「Partnercheck(6c)」にMOSトライ。


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                 <PartnerCheck(6c) 上部岩頭の左側のフェースを登る>

 KanfooshとKentがしきりに登るのを勧めてくる。PartnerCheckという名前からみて、どうやら私の実力を試したいようだ。

 下部の岸壁は簡単。上部の岩頭への入り口から左側のフェースを抜けきるまでが核心。途中にレストポイントはない。

 岩頭入口でムーブの組み立てでしばらく悩んだが、あたりをつけたら意を決してフェースに突入。

 途中、ホールドの乏しい部分で身体が左側に開きそうになるのを何とかこらえて、その後にあるガバをつかんだら、後はひたすら終了点目指して細かいホールドをつなげて登るのみ。

 MOS成功。確かに正確に「6c(5.11a)」くらいはありそう。同じ石灰岩だと日本の川又の11aくらいだろうか。クライミングの実力、それもオンサイト能力を図るにはもってこいのルートかも。

 終了点到着後、KanfooshとKentのためにトップロープをセットして(って、人に勧めといてあんたらまだ登ってないのかい・・・)二人を登らせてあげる(結局、二人とも核心部分を越えられなかったが)。

 その後、エリアを移動して、Bloodsukkerエリアへ。

 「abu lamaa/needle parc (6a+)」にトライ。MOS。

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          <中央のクラック沿いを登るのが「abu lamaa/needle parc (6a+)」>

 
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         <「abu lamaa/needle parc (6a+)」にトライするKanfoosh>
 
 続いてエリア名にもなっている「BloodSukker(6c+)」にMOSトライ。


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             <「BloodSukker(6c+)」>

 下部岸壁、簡単そうに見える中間部もなかなか悪い。慎重に登って上部岩頭凹角へ。

 凹角部分から極端にホールドが悪くなる。甘いホールドで耐えた後、慎重にクリップ。

 しかしそこからはほとんどホールドらしいものがない。

 仕方がないので、ゆっくりとスタンスを上げた後、50cmほど上にあるホールドらしきものに、あれがホールドに違いないと信じて思い切ってつかみに行く、、、も、見後に外れ。フォール。MOS失敗。

 フォール後探ってみたら、左10cmにあるホールドらしきものの方が正解でした。

 2便目でRP。このルート、核心部分はなかなかトリッキーでOSしづらいルートなのだと思う。

 その後は、同ルートを皆にトップロープで登ってもらって本日終了。

 Kanfoosh、Fares、Kent、今日は遊んでくれてありがとう!


  
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October 07, 2017

Inferno / Jabel Rum

 今日は昨日、夜遅くまでクライミングを楽しんだのでのんびり起きて、まったりクライミングとすることに。

 とりあえず、難しいクラックを登ってみたかったので、Barrah山群にあるSlovenian Caveエリアへ。


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                           <Slovenian Cave Sector 2>


 ここにPull the Devil's Taleというマルチのルートがあるのだが、そのクラックをたどった場合の1ピッチ目が6b+。

 ということで、その1ピッチ目のみにチャレンジ。

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           <1ピッチ目のワイドクラック(6b+)>

 ワイドと思って気合を入れて登り始めてみたけど、所々に砂岩特有のホールドがたくさんあるので、それほど難しくもないし、ワイド登りが全く必要ない。。。あっさりとOS。

 終了点がなかったので、シュリンゲで作成して、Kanfoosh用にトップロープをセット。


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        <トップロープでワイドクラック登りを練習するKanfoosh>


 続いてまだ昼過ぎで結構時間があったので、短めのマルチでも登ろうということになってJabal Rum東面へ。午後からは日陰になるので、何とか登れそうだ。

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        <Jabal Rum東面へのアプローチをつめる。日向は地獄のように熱い。。。>

 手頃なマルチはないかと探したところ、Inferno(6b、3ピッチ)が手ごろそうだったのでトライ。



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        <綺麗なクラックが続くInferno(6b、3ピッチ)>

 このルート、Jabal Rum山頂までつなげれば7b、11ピッチのロングルートTowering Infernoになるのだが、今日は時間もないので2ピッチのみの登攀とする(今回はシングルロープ1本でいったので、細かくきって3ピッチで登攀)。全てのピッチを私がリード。

 1ピッチ目(5+、20m)

 
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            <1ピッチ目>


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            <1ピッチ目をフォローするKanfoosh>

2ピッチ目(6b、20m)

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          <2ピッチ目>


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         <2ピッチ目終了点。ワディラムの中では整備されている方。>


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3ピッチ目(6a、20m)

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 オールオンサイトで登攀終了。このルートは終了点がちゃんと整備(といってもシュリンゲだけですが)されていてなかなか良い。今度、機会があったらぜひTowering Infernoにチャレンジしてみたいものだ。

 Kanfoosh、今回は色々つきあってくれてありがとう!
  
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October 06, 2017

The Pillar of Wisdom / Wadi Rum

 今日はKanfooshとJabal Rum山頂へまっすぐにつき上げるThe Pillar of Wisdom(6b、11ピッチ)に挑戦。

 Wadi Rumと言えば、”アラビアのローレンス”が書いた「Seven Pillars of Wisdom」があまりにも有名だが、同じ名前が付いたラム山頂につき上げるマルチピッチ・ルート「The Pillar of Wisdom」。まさに、初のラム山(Wadi Rum最高峰です)登頂にはもってこいのふさわしいルートだ。


 
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               <ビレッジから見上げるラム山東壁>

 ビレッジからHammadリッジを左側から回り込むようにアプローチ。


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               <前方、緑の茂みがLawrence Well 砂漠の中なのに不思議と緑が生い茂っています。>


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         <Hammad リッジを回り込んだら、この茂みをかき分けてvalleyにアプローチ>


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        <前方右にそびえ立つのがPillar of Wisdom。右に見える巨大なプラットフォーム・テラスに向かってアプローチ>

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       <トポによればプラットフォーム・テラスまでは2~3級程度の簡単なアプローチがあるはずだが、見つけられなかったので、4+くらいの簡単なクラックを登る。私がフリーソロで登った後、ロープをたらしてフォローでKanfooshを登らせるのを繰り返す。>


 2ピッチの4級アプローチをこなしたところでようやっとプラットフォームのテラスに到着。

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        <正面左側の岩がPillar of Wisdom。右側のクラック沿いに登る>


 ここまでで既に2時間ほどが経過して9時半過ぎ。ここから11ピッチの登りが続くわけだから長い道のりである。

 1ピッチ目(4+級、30m)Kanfooshリード

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           <1ピッチ目をリードするKanhoosh>

 出だしのテラスから大きく右にトラバースした後に、クラック沿いに直登。

 Kanfoosh、クラックは始めたばかりということで、何とか登り切ったものの、カム・プロテクションを多用しすぎているので、登攀スピードが遅い。1ピッチ目の4+級を登るのに1時間程度かかっている。このままでは1日で登り切れないことは明らかだ。2ピッチ目からは全て私がリードすることにする。

 2ピッチ目 (5-級、30m)

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        <2ピッチ目、ゆるい傾斜のクラックが続く>


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        <2ピッチ目終了点から。振り返ればビレッジの街並みが見下ろせる。絶景だ。>

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          <2ピッチ目をフォローするKanfoosh>

 2ピッチ目をフォローしたKanfooshを迎え入れたところで、カムが1個足りないことに気付く。よくよく下を見てみると、2ピッチ目の開始地点に1個回収し忘れたカムが・・・おいおい。

 30mクライムダウンしてカムを回収して、3ピッチ目のリード開始。

3ピッチ目(5-)

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5ピッチ目(5級)

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7ピッチ目(5+)

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9ピッチ目(4+?)

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10ピッチ目(4+?)

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 2ピッチ目以降、怒涛の登りで各ピッチそれぞれ15分から20分程度で登り続ける。なんせ簡単だし、時間がないしで、とにかく急ぐ。砂漠の夜は寒いので、できればビバークは避けたいという思いだけで道のりを急ぐ。

 各ピッチのクラック、砂岩のクラックだけあって慎重に見渡せば、ホールドもスタンスも豊富。落ち着いて登れば、落ちることはまずない(砂岩が欠けない限り)。それぞれのピッチ、時間節減のため、プロテクションは2~3個のみのセットにとどめる。ピッチによっては40mをノープロテクションでフリーソロしたところもあった。

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       <10ピッチ終了点にはこんな感じで向かうべき方向が書かれてます>


 10ピッチ終了点から先は、まだクラックが続いているものの、そこから左へトラバースが正規ルート。(ちなみに試しにクラックをたどってみたら、何か最後まで登れちゃいそうな感じでした。一応、その後、クライムダウンして正規ルートにもどりましたが。誰か登ってないんだろうか?)

 11ピッチ目(6b、30m)

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 最後のピッチ、左にトラバースして山頂につき上げる所が、本ルートの核心。

 残念ながら最後のピッチは完全なるフェースクライミング(ボルト・ケミカルが多数設置)で、これまでのクラック・クライミングはなんだったんだ、って感じですが、核心の1ムーブは6bかそれ以上はある感じ。ただ、最後までクラックをたどった方がすっきりするルートのような気がします。当時(開拓は1986年)は可能性がなかったのかもしれません。


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           <終了点から見下ろすビレッジとIshirin山群>

 16時に登攀終了。

 のんびりする間もなく、本当の意味での「核心」の下降を開始。

 まずトポによれば、終了点からドームをいくつか乗り越えて、下降点を見つけ、グレート・シークに通じる底部(basin)にたどり着かなくてはならない。

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       <Jabal Rum山頂部に展開するドーム群。まるで火星。このドームが曲者で、それぞれのドーム間はつながっていないことが多いため、ドームからドームへは容易には移動できない。>

 Kanfooshと共に、Rum山頂を目指しつつ、ドームからの下降点を探す。

 しかし彷徨うこと2時間、いくら探しても下降点を見つけることができない。

 これはビバークか、、、とあきらめかけた瞬間、視界の端のドームのはしっこにJuniperと呼ぶにはあまりにも小さすぎる立木を発見。

 最後の希望にすがり、立木のところまで行ってみると、、、ありました。信じられないくらい頼りない細引きに、小さなマイヨーンが。


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               <ドームからの懸垂の支点に使用した立木>


 果たしてこれが正規の下降点なのかは怪しかったですが、とりあえずここから2ピッチの懸垂でなんとか底部へと到着。

 底部からGreat Siqへと移動し、何とか目印となるケルンを発見。

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             <Great Siq基部にあるケルン>


 ここからはKanfooshが下降路を知っていたので、日没が訪れましたが、なんとか夜間の懸垂下降をこなして、地上へ。結局、ビレッジに着いたのは21時過ぎでした。

 今回の教訓。

 ワディラム、マルチの岩場としては(ヨセミテほどとは言いませんが)最高な場所です。ただ、初めて行く人は、誰かその岩場を知っている人と一緒に行った方が無難でしょう。砂岩特有の凹凸の多い岩の形状から、特に下降時におけるロープのひっかかりと、下降支点がほとんど整備されてないという点がマルチピッチクライミングを、かなり冒険要素の高いものにしています。こんなドーム形状の山頂は世界のどこを探しても、ここにしかないと思う。

 Kanfoosh、今日はアドベンチャラスなマルチに付き合ってくれてありがとう!
  
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September 30, 2017

CINEMA / Ajloun

 今日はCINEMA。

 まだまだ暑いこの季節には、常に日陰のエリアがあるCINEMAは最高だ。ヨルダンで最もお気に入りの岩場の一つ。

 パートナーはWissamとKanfoosh。

 まずはアップでShuu Hath(6a)をRP。

 続いて2便目でTa3rees(7b+)にMOSトライ。

 Ta3reesは前回登ったオーバーハングを越えて登っていくTitlaa Gissa(7a+)のすぐ左のライン。前回、Titlaa を登った時から気になっていたラインだ。


 出だし、遠いガバから2ピン目のクリップをするところまではちょっとしたパワームーブが続くが、ハング部分はTitlaa Gissa同様、ガバの連続で簡単。

 3ピン目下のリップを超えるところでフォール。この部分はホールドが細かいのと遠いので、若干いやらしい。





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        <MOSトライ終了後のTa3rees(7b+)。ハングをダイレクトに超えていく攻撃的なライン>

 しかし、その細かい部分を越えてしまえば、垂壁部分は6b~6c位のムーブが終了点まで続くだけの単調なラインということがわかった。

 1便目でムーブを確認できたので、気合を入れて2便目。

 あっさりRP。

 ヨルダンにおける最高RPグレード更新。別に何のトレーニングもしてないのに、5.12bをこんなにあっさり登れてしまって良いんだろうか。。。まぁ、良くわからないが良しとしよう(^^)。

 あっという間に自分のクライミングが終了してしまったので、後は終日、WissamとKanfooshのビレイに徹する。

 Wissam、Kanfoosh、今日は付き合ってくれてありがとう!(^^)
  
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September 23, 2017

Merlin's Wand / Barrah Canyon / Wadi Rum

 今日はいよいよヨルダンでの初マルチ、Merlin's Wandに挑戦。

 別名"Super Crack of Rum" とも呼ばれるこのルート。ネットで写真を見た時から、ずっと気になってました。地上から山頂まで真っすぐに続くクラックの威容といい、6a+のグレードの手ごろ感といい、ヨルダンでの初マルチ・初トラッドにふさわしいルート。

 早朝、まだみんなが寝てる中、昨夜遅くに到着したアメリカ人Caseyと出発。

 Barrah CanyonはVillageから最も遠い山域の一つで、かつ二人とも行くのは初めて。

 散々迷った挙句、ガス欠になりそうになったので(この時期に砂漠の中でガス欠になったら死の危険が・・)いったんガソリンスタンドまで戻ったりしながら、何とか取りつきに到着。

 Barrah Canyonはネットで見た写真のとおり、登り甲斐のありそうな、まさにSuper Crack。


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       <地上から山頂まで一直線に続く、MerlinsWand(6a+)。まさにSuper Crack>

 Merlin's Wand は北に面しているので、この時期でも日中日陰。まだまだ砂漠の中はうだるような暑さだが、日陰である限り、何とか登れそうだ。


 準備を済ませ、早速登攀開始。ちなみにCaseyはトラッド初挑戦(マルチの経験は少しあるらしい)ってことで、私がオールリードです。


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        <1P目(5+)傾斜の緩い快適なクラックが続く。アップに最適>


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           <終了点はこんな感じ。残置シュリンゲがたくさん。>



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        <2P目(6a)若干被り気味のクラックを越えて大きなテラスへ>


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               <2P目をリードする私>


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               <2P目をフォローするCasey>


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         <3P目(6a+)本ルートの核心ピッチ。所々、プロテクションがプアな部分はあるが、それほど難しくはない>


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                <核心部分をリードする私>


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             <3P目をフォローするCasey>


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          <4P目(5+)ピッチごとに難しさはそれほど変わらないような気がする。。>

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               <4P目をフォローするCasey>



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         <5P目(5.3-4)最終ピッチ。多分グレードが間違っていて、6aくらいはある>


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             <5P目をフォローするCasey>

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       <山頂の終了点(立木)。さらに奥にある山頂に突き上げるエクステンションルートもあるらしい。確かにクラックが見える。>

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         <山頂から見下ろすBarrah Canyon群。このクラックだけ奇跡的に日陰で助かった。>


 というわけで、あっというまに登攀終了。オールオンサイト。

 6a+というけれど、(砂岩で岩がもろいという部分を除けば)それほど難しくはない。確実なプロテクション技術さえあればルートファインディングが容易な分、誰でもトライできるルートだろう。

 (ただ、下降でロープが2回もスタックして登り返しを強いられたのは難儀した。誰かがもうちょっとまともな下降点を設置してくれると、本当に良いルートになると思う。)


 Casey、今回はマルチに付き合ってくれてありがとう!(^^)
 あとAlia、写真をたくさん撮ってくれてありがとう!(なかなかマルチを登っているときの自分の写真ってないからね)(^^)


  
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September 22, 2017

Um Raza / Wadi Rum

 今日はUm Razaでクライミング。

 パートナーはKim、Emilia、Ninaの女性3人組。

 


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 現地でKanfooshやAlia、Saidらと合流してUm Rathaへ向かう。

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             <左端にあるクラックルート6a+(プロテクションはボルト)>


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        <Um Ratha左端のクラックルートをワイドクラック登りで登ったらヨルダン人クライマーが驚いていた。レイバックより、こっちの方が楽なんだけどね。>



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 この岩場、最高グレードが6b+までってことで、全てMOS。

 ヴィレッジからもかなり遠い岩場なので、もう来ることはなさそうな気が。


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             <砂漠の地平線に沈む夕日。絶景です。>


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         <夜は満点の星空の下でみんなでキャンプ。踊りあかしました~>

  
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September 19, 2017

trip to UK (London)

 レバノンから帰ってきた翌日からロンドン出張。

 疲れている身体に鞭打って、あわただしく準備を済ませて、翌日、また空港へ。
 しかも、レバノンからの帰りに使った中東航空の機内の冷房にやられ、どうやら風邪を引いたようだ。
 どうも体調が悪い。

 しかし、体調が悪いなどとは言ってられない。なんせ初ヨーロッパ、初ロンドン。
 しっかりと楽しまなくては(笑)。

 今回は極めて短い出張なので、とりあえずロンドン市内の観光名所を回れるだけ回ってみることにする。



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          <有名なビッグ・ベンと国会議事堂は改装工事中でした>

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        <バッキンガム宮殿とホース・ガード。有名な衛兵交代式は、すごい人だかり>


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                <ウエスト・ミンスター寺院>


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                    <タワー・ブリッジ>

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                   <大英博物館>

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            <ロゼッタ・ストーン。細かい字がびっしりと書かれてます。>


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                   <古代エジプトの発掘品>

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                  <メルギン・マープル>


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         <大英博物館内には、なぜか日本の展示コーナーもあります。>

 大英博物館って、色んな国から持ってきた(奪ってきた?)展示品の寄せ集めの博物館のような気がするのは、気のせいでしょうか。。。




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               <ナショナル・ギャラリー>


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         <ナショナル・ギャラリーの展示絵画は本当に素晴らしい。おもわず立ち止まって見入ってしまう有名な絵画がたくさんです。>


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                 <イギリス国防省>

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       <イギリスMI6。仕事柄、国防省やMI6などのマニアックな施設は抑えておく必要があります。007の映画でテロリストに爆破されてましたが、きちんと健在でした(笑)。>


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              <テート・ギャラリー。今回、時間がなくて中は見物できなかった。残念。>

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       <いかにもロンドンっぽい、公衆電話ボックスと2階建てバス>


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         <これまた、いかにもロンドンっぽい、騎乗警察官によるパトロール>


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           <シャーロック・ホームズ・ファンとしては欠かせない、シャーロック・ホームズ記念館。シャーロキアンとまではいきませんが、全巻読破してます。>


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         <ちょっとマニアックですが、ロイズ・オブ・ロンドン。世界最大の保険会社ロイズの本社。マスター・キートン・ファンとしては抑えておかなくてはならない「聖地」の一つ(笑)。>

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        <このオイスター・カード(なぜエビ?)を購入すれば、バスでも地下鉄でも1日定額で乗り放題です。観光には欠かせません。>


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                      <地下鉄>


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             <2階建てバス。2階に上がれば見晴らしが良い>

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        <日本食材等の購入に欠かせないジャパン・ハウスは場所を移して新装開店してました。>

 とりあえず、、ロンドンは寒かった(風邪を引いていたのもあるかもしれませんが)。
 まだ9月下旬なのに、街を歩く人はみんなダウンコートを着てるし。
 灼熱の地、中東から行った僕の格好は、完全な場違い。とりあえず長袖だけでも持って行って、本当に正解だった。

 でもロンドンの素晴らしい所は、これだけの観光地が全て徒歩圏内にあって、しかもほとんどの所は入場無料。

 本当、観光に来るんなら、ロンドンは良い所ですね。仕事ではなくゆっくりと来てみたくなりました。

 天気にも恵まれ、最高のロンドン出張でした~  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0) Business Trip 

September 18, 2017

Tour to Lebanon (その5)

 今日はいよいよレバノン滞在最終日。

 もっとレバノンでのクライミングを楽しみたいところだが、夕方の飛行機に乗るためには昼前にはタヌリーンでのクライミングを切り上げて、ベイルートに向かわなくてはならない。

 キャンプ場からタヌリーン・タハタに移動して、ジョージ・マスード・エリアへ。

 このエリアはどっかぶりの石灰岩を堪能できる。

 
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<6cを登るMarie>

 結局、6c一本(MOS)しか登る時間がなかったけど、タヌリーンでのクライミングを満喫。

 名残惜しい中、MarwanとMarieに別れを告げ、一路、ベイルートへ。無事、夕方の飛行機に間に合ってヨルダンへ帰国できました。
 次にレバノンに行く機会があれば、もうちょっと真剣にクライミングをしてみたいものだ。

 Marwan、Beat、Marie、ザアレでの宿泊からクライミング・キャンプに至るまで、レバノンでの楽しい時間をありがとう!
  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0) Life in Jordan 

September 17, 2017

Tour to Lebanon (その4)

 今日は観光デイ。

 いよいよタヌリーンの岩場のすぐ近くにあるバータラ渓谷を見に行くことにする。

 車でタヌリーンから30分ほど走れば、そこはもうバータラ渓谷。

 有名な観光地の一つでもあるが、看板も何もなく、何の変哲もない田舎の道路脇に突然、レストランが現れたら、そこがバータラ渓谷への入口。グーグルマップでナビをしてなかったら、絶対に通り過ぎてしまいそうな所だ。

 入場料(6~7USドル程度)を払い、早速、洞窟へと下っていく。


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        <入場料をとる観光地だけあって、トレールは整備されている>


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        <洞窟の深さ(垂直距離)はゆうに100m以上はある。ちなみにケイビングすることも可能で、地下でどこかの場所につながっているそうです。石橋に居る観光客の大きさから、洞窟のスケールが伺える>


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<上の写真の石橋のところまで行くと、地上穴から漏れ出る太陽光が洞窟内を照らす幻想的な風景を見ることができる。>


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        <写真右側のテラスからオーバーハングを越えて、上の地上穴へと抜けていくのがダーフィット・ラマが拓いた9aルート(よく見るとオーバーハングの抜け口のところにいまだにクイック・ドローが残置されているのが確認できる。)。ちなみに石橋の所には係員が居て、ここから先は立ち入り禁止。取りつきまで行くことはできませんでした。>

 残念ながら、今は水が枯れていて、ラマの完登画像に出てくるような美しい滝を見ることはできなかった。

 ちなみに、地元のクライマーに聞いたところでは、ここは観光地のため、地元の住民に配慮してクライミングが自粛されている所とのこと。それだけに地元のクライマーコミュニティでは、ラマがやったことに対して極めて批判的な意見が多かった。

 これだけ多くの観光客が押し寄せる所で、地元のクライマーの声を無視してボルトを設置してルート開拓をするって、、、ラマはきっと尋常じゃない「精神的な」強さも持っているのだろう。
(あと、ロクスノの記事と写真を見て勘違いしてましたが、ラマは洞窟の底から地上までを登っていません。上記写真のテラスから地上までの1ピッチ(多分30m位)のみを開拓しているだけ。)


 バータラ渓谷も見ることができ、レバノンに来た目標を達成されたので大満足。



 ただ、せっかくレバノンに来たからには、有名なレバノン杉(レバノンの国旗中央にも描かれている)を見ないで帰るわけにはいかないってことで、ブシャーレまで足を延ばすことにする。

 車で1時間半ほどでブシャーレに到着。


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       <ブシャーレの街並みはとても綺麗。これを見に来るだけでも十分な価値があると思う。>



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          <有名なレバノン杉。レバノン杉の周辺は完全に観光地と化してます。>


 レバノン杉は、「杉」と言っても日本にある杉のイメージとはちがって、形状としては松に近い。

 レバノン杉観光を楽しんだ後は、タヌリーンに戻って簡単なルートを何本からクライミング。

 夜はまた皆とキャンプ。
  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0) Life in Jordan 

September 16, 2017

Tour to Lebanon(その3)

 今日はいよいよクライミングへ。レバノンにはいくつか岩場があるが、今日はその中でも一番スケールとルート数の多い、タヌリーンへ。

 ザハレからレバノン山脈を越えてタヌリーンへは2時間半ほど。


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        <レバノン山脈越えの道は舗装もしっかりしていて意外に快適だった>

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       <タヌリーン手前の道路沿いにあるアクーラの岩場。ここにも多くのルートがあるという。>


 タヌリーン中心部のスーパーで行動食の買い出しをした後、タヌリーン・タハタ(タハタはアラビア語で「下(under)」の意味。タヌリーンより若干下ったところにあるのでこのような名前がついている。)に移動。

 すると、眼前に巨大な岸壁が現れた。


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       <タヌリーン・タハタ全景。高低差150m、幅数キロにわたって大きな岸壁が横たわっている。>

 トポは「Topo Tannuorinne El-Tahta」で検索すると出てくるので、ぜひ参照してもらいたい。

 グレードは簡単なものから難しめ(8a)のものまで各種揃っている。また岩場のすぐ下まで車で入れるため、アプローチが徒歩5分くらいなのも嬉しい所。

 早速、アプローチを開始して、まずはオリーブ・グローブ・エリアでクライミング開始。


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         <オリーブ・グローブ・エリアからは大きな白い十字架が見える>


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            <6cルートを登るMarwan>

 アップで登った5c、6cルートをMOS。


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          <オリーブ・グローブからジョージ・マスード・エリアを見上げる>

 その後、7a+ルートにチャレンジ。オンサイトこそ逃したものの2撃。


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                   <7a+は2撃>


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         <夕方になると、かなり多くのクライマーが登りにやってくる。>

 その後、7cのルートにもチャレンジしてみたけど、さすがにトップアウトするのが精いっぱいでした。

 エリアを移動して、ジョージ・マスード・エリアへ。


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             <7bルートにトライするMarwan>

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       <ジョージ・マスードからオリーブ・グローブを見た景色。壁を登っているクライマーが見える。>


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        <レバノン人クライマーIssaがトライしているのは8aルート>


 最早、7cルートへのトライで疲れていたので、ジョージ・マスードでは登らずのんびり過ごす。


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        <タヌリーン・タハタの町を壁から見下ろした風景。一番手前に見えるのは現在建設中のリゾート・ホテル>


 これにて本日のクライミングは終了。

 夜はBeit Chlalaの川沿いにあるキャンピングサイトで、レバノンのローカルクライマー達と一緒にキャンプ。

 
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          <このキャンプサイト、なんと無料!>

 レバノン・ローカルクライマー達はみんな気さくで楽しい人達ばかり。しかもみんな英語が達者。

       
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             <キャンプで特技?の隠し芸を披露するMarwan>

 大盛り上がりの宴会は12時過ぎまで続きました。。。  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0) Life in Jordan