August 14, 2016

錫思杖戯~北沢フェース右ジェードル(5.11a)、注文の多い料理店(5.8)/前衛フェース/錫杖岳

 昨日の教訓で、錫杖のマルチ1本は半日程度で登れてしまう、ってことに気付き、今日は2本のマルチ、「錫思杖戯~北沢フェース右ジェードルルート(5.11a)」と、「注文の多い料理店(5.8)」を登ることにする。


 まずは「錫思杖戯~北沢フェース右ジェードルルート(5.11a)」へ。

 第1フェースと白壁との間にある顕著な大凹角。この大凹角は、扇岩テラスで区切られており、下部(北沢フェース右ジェードルルート)と上部(錫思杖戯)とで、それぞれ違ったルートとして開拓されているが、形状としては一続きのクラックライン。このラインをオールナチュラルプロテクションで登る、理想的なラインが、「錫思杖戯~北沢フェース右ジェードルルート(5.11a)」だ。

1P目(5.8) 私リード

 昨日登った「深夜特急」と同じライン。


2P目(4級+) Iさんリード


20160814_07263120160814_184

                 <2P目、箱型ハング左端に向かって草付きクラックを左上>

 トポ上は4+となっているが、それなりに悪い。5.8~5.9くらいだと思って登った方が良い。


3P目(5.10b) 私リード OS


20160814_08193820160814_185


 凹角にあるガタガタしたクラックをたどるピッチ。

 中間部、1か所悪いところが核心。左のカンテにも乗り移れそうで悩ましいが、直登が正解だ。


3P目(5.11a) Iさんリード OS


20160814_09445320160814_188

                      <4P目を登るIさん>


 ハングしたコーナークラックに走るフィンガーをレイバックでたどり、上部テラスまで。
 意外に、コーナーに入るまでの部分も悪い。

 ハング部分は右のフェースにスタンスが拾えるので、見た目よりも簡単かも。


5P目(4級+) 私リード OS

 凹角をたどる簡単なピッチ

 前衛フェース頂上にでたところで、登攀終了。

 懸垂の支点らしき残置で、懸垂で同ルートを下降。





 続いて本日2本目のマルチ、「注文の多い料理店(5.8)」へ。



 「注文の多い料理店(5.8)」は、錫杖におけるクラシックの超有名ルート。左方カンテとならび、いつも混んでいることでも、超有名。
 でも、まだ登ってなかったので、空き始める昼過ぎから、登らせてもらいました。



20160814_12412020160814_196

                <「注文の多い料理店」取りつき。左上方に見える大フレークのコーナークラックを登るのが「注文の多い料理店」。下から見てみると、なかなかのかぶりっぷりだ。>



1P目(トポ上の1・2ピッチ目をリンク、5.8、50m) Iさんリード OS

20160814_13064920160814_205

                    <「注文の多い料理店」1P目をOSするIさん>


 階段状のフェースを登って、大フレーク下まで。


2P目(5.8) 私リード OS


20160814_13322020160814_206

                 <「注文の多い料理店」2P目、なかなかのかぶりっぷりのコーナークラック>


 さて、いよいよ核心のコーナークラック。見た目はとても5.8に見えないが、恐れることなく突っ込めば、手はガバでスタンスも豊富。

 美しいコーナークラックには、昔の人が残置を余儀なくされてしまったらしい、大きめのカムが残されており、少し残念。
 でも、高度感といい、ワイドっぽいクラック幅といい、40mの長さといい、楽しいクラッククライミングを満喫できます。


 本ピッチ、トポでは大きめのワイドギアが複数必要と書いてあるけど、使ったのは結局、3番までの1セット。

 出だし部分(たぶん、核心は出だし)には端っこの方に3番が決まるし、途中、ところどころ、小さいカムでもプロテクションがとれるので、大きいカムがなくても、本ルートは登れます(ただし、ワイドの自信がない人は大きいカムを持って行ってね)。


20160814_14035920160814_207

                  <2P目のコーナークラックをフォローするIさん>


3P目(5.8) Iさんリード OS


20160814_14091620160814_212

                      <注文の多い料理店3P目>

 ダブルクラックをたどり、テラスまで。


4P目(4級+) 私リード OS


20160814_15240620160814_215


 トポ上は4+となっているが、それなりに悪い。5.8~5.9くらいだと思って登った方が良い。


5P目(3級)

 前衛フェース頂上まで歩いて終了~


 5Pを約2時間のスピード登攀でした(^^)。


 
 これにて錫杖でのマルチピッチクライミングを終了~

 錫杖でも、つるべで登り、全ピッチOSを達成!お盆ツアーを通じて1回も落ちなかった自分をほめてあげたい。



 ようやっと、原点に戻って始めたアルパインクライミングで、成果を出すことができた。



 歳をとっても、確実に成長している自分がいる。

 これだから、クライミングはやめられない。



 Iさん、お盆ツアーにお付き合いいただき、本当にありがとうございました!(^^)


20160814_18095220160814_222

                 <帰りは無料露天風呂、栃尾温泉荒神の湯で入浴>
  
Posted by straysoldier at 23:00Comments(0)TrackBack(0)Multi Pitch Climbing 

August 13, 2016

深夜特急(5.11cd)/前衛フェース/錫杖岳

 今日からお盆ツアー後半で錫杖岳・前衛フェース。5月の穂高屏風に続く、アルパイン復帰第2段。



20160814_06332520160814_177


        <錫杖・前衛フェース、真ん中の白い壁が、いわゆる「白壁」。深夜特急(5.11cd)は「白壁」の唯一の弱点となっているクラックラインを、ダイレクトにオールフリーで登るラインだ。>



 錫杖に来るのは約10年ぶり3回目。今までは左方カンテや1ルンゼなどの簡単なルートしか登っていない(っていうか、他の難しいフリールートはチャレンジすることすらできなかった)。

 この数年、真面目にフリークライミング、特にクラッククライミングをやってきたおかげで、今回、初めて、ハードなフリー(クラック)ルートに挑戦することができる。自分の成長を確かめたいと思う。


 今回の目標ルートは「深夜特急(5.11cd)」。

 麓から顕著に見える前衛フェースの白い前傾壁(白壁)に走るクラックを、下部からほぼダイレクトに、オールフリー、オールナチュラルプロテクションで登る、芸術的なラインだ。

 下部は「錫思杖戯」、上部は「Little Wing」のラインを使っているものの、オリジナルに開拓された白壁の核心部分を登る2ピッチは、内容・迫力ともに素晴らしい、という。



 前日夜に新穂高温泉入りし、駐車場で車中泊。


20160813_05373720160813_130

               <錫杖を登るなら、下の無料駐車場が便利です>


20160813_05105720160813_128

              <トイレは夜間、閉鎖されてました、、、残念。が、ホースから水は出ます>


 5時起床後、簡単に朝食を済ませ、早速、アプローチ開始。


20160813_05382720160813_132


20160813_05390520160813_133

             <新穂高の湯は無料で入れる混浴場。その脇からアプローチ。>


20160813_05444520160813_136

             <岐阜県登山条例で錫杖の冬季登攀の際は、入山前に登山届の提出が義務付けられたようです。>


20160813_06150720160813_137

              <沢沿いに延々とアプローチ。ちなみに、この沢(クリヤ谷)の水は飲めません。飲み水はテン場に着いてから錫杖沢からとりましょう。>




 1時間ほどのアプローチで、錫杖岳・前衛フェースが対岸に見えてくる。


20160814_17084520160814_219

               <ついに見えました、威風堂々とした前衛フェース。「日本のエルキャプ」ってのは、言い過ぎかな?>


 前衛フェースが見えて来たら、沢沿いに降りる踏み跡が左側に現れるので、それをたどり、錫杖沢出会へ。

 お盆だけあって、出会のテン場は既に満席状態。それでも最奥部のパーティが、もう帰るというので、そこを使わせてもらえることになりました(^^;)


20160813_07072620160813_141

                         <出会に快適なテン場を確保>


20160814_06284420160814_173

                      <案の定、錫杖岩舎のテン場は既に満席>


 出会いにテン場を確保し、早速、前衛フェースへのアプローチ開始。


20160813_07323520160813_143



 錫杖沢~北沢を1時間ほどつめて、前衛フェース取りつきへ。

 「左方カンテ」は昔と変わらず、大渋滞の様相だが、さすがに「深夜特急」に取りついている人は誰もいない。

 早速、登攀開始。


1P目(トポ上の1・2P目をリンク、5.8、55m) 私リード OS


20160813_08094420160813_148

                <「深夜特急」1P目、このピッチはいつも濡れているらしいです。>


 左上凹角~ハング脇のクラックを登る。出だしのハングはビチョビチョで不快。

 ちなみに、トポ上2P目のハング脇クラックのピッチは左側からでも回り込めます。



2P目(5.8) Iさんリード


20160813_08524920160813_155


                    <深夜特急2P目を登るIさん、頭上左に見えるのが箱型ハング>


 浮いている(っぽく見える)ピナクル~スラブ状フェースを箱型ハング脇まで登る。


3P目(5.11a) 私リード OS


20160813_09152620160813_157

                 <「深夜特急」3P目、凹角のシンクラック。所々閉じているシンクラックを登る>


 いよいよ核心となる2ピッチの、一つ目。
 傾斜の強い凹角に走るシンクラックを登る。

 出だしから慎重に小さいカムを決め、フィンガークラックの閉じたブランク・セクションに来たところで、行き詰る。

 そして、周りを見回すと・・・左側のカンテに乗り移れることを発見。そこから、慎重に左のカンテへ。


 でも、11aがついている本当の核心は、フィンガークラックを抜けた後の、上部クラックの最終パートにありました。最後のプロテクションをとってから、最後は少しリーチーなムーブになるので、頑張って気合で抜けましょう。



20160815_08373820160815_001


                <「深夜特急」3P目をOSする私。ちなみに核心はこの後のクラックにあります。>
          


4P目(5.11cd) Iさんリード OS


20160813_10131920160813_158

                      <深夜特急4P目>


 2段にかぶったコーナークラック~3角テラスを登る、本ルートの核心ピッチ。

 核心は、出だしと中間部の1段目のコーナークラック(写真に写っている上部の草付き)付近。

 出だしはプロテクションがとれないので慎重に。一応、シンクラックに青エイリアンがとれますが、落ちたら多分、グランドします。

 中間部、シンクラックに緑エイリアンをかませた後、ランナウトをレイバックでひたすら耐えながら高度を稼ぎ、最初のレストポイントまでいくところが本ルート中、最大の核心。プロテクションが緑エイリアンなので、精神力が問われます。
 左側のフェースにある乏しいスタンスをいかに見つけるかがOSできるかどうかのカギ。頑張りましょう。


5P目(5.10c) 私リード OS


20160813_11162920160813_163


 Little Wing核心部となる、右上する2つのクラックを登る。3、4ピッチ目をこなしてくると、グレード感覚がマヒしているのか、それほど難しく感じません(笑)



20160815_08374820160815_002

                        <深夜特急5P目をOSする私>

 6P目(5.6) Iさんリード OS


20160813_12134820160813_165


 最後は、草付き地帯を登って前衛フェース頂上へ。



20160813_12170020160813_167

                 <頂上からは、新穂高の街並みが見えて絶景でした>


 12時に終了点。なかなかのスピードで登攀できました。

 ちょっと早いですが、全ピッチOSで目標ルートを完登できたので、本日の登攀はこれにて終了。

 早々にテン場へ戻り、河原で乾杯。昼間っからお酒を飲み、良い気分。早めに就寝しました・・・
  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0)Multi Pitch Climbing 

August 12, 2016

春はあけぼのロマンチック街道(5.11a)、カンダタ(5.11b)/田立不動岩/南木曽

 快適な避難小屋での目覚め。

 そして、今日も暑いけど、不動岩へ。


 まずは、「春はあけぼのロマンチック街道(5.11a)」でアップ。


1P目(5.10bc) Iさんリード OS


20160812_07284920160812_086


                 <「春はあけぼのロマンチック街道」1P目>


 小ハングに向かって登り、小ハング下を右にトラバース。この右トラバースがなかなか悪い。リーチがない人にとってはつらいかも。


2P目(5.11a) 私リード OS


20160812_08275920160812_089
 

                   <「春はあけぼのロマンチック街道」2P目> 

 大ハング下を左にトラバースして、ハングを回り込み、上部にあるスラブ~カンテを登る。

 核心はカンテを直登する部分。
 高度感満点の中、甘いカンテホールドをもったまま、スラビーな立ちこみを強要される核心を堪能してください(^^;)




 登攀終了後、早速、2本目のマルチ「カンダタ(5.11b)(ただし、3P目はツル次郎の夏3P目)」にトライ開始。


1P目(5.8) 私リード OS

20160812_09485220160812_094

                    <「カンダタ(5.11b)」1P目>

 草付き地帯を左に見える小ハングに向かって登っていく。


2P目(5.11b) Iさんリード OS

20160812_10201320160812_097

                        <「カンダタ(5.11b)」2P目>

 小ハング右にあるクラックを登る。

 核心は、最後のフレアしたクラックを甘いパーミングに耐えながら登る部分。かなり難しいので、リードする人は気合を入れてください。


3P目(「ツル次郎の夏」3P目、5.11ab) 私リード OS


20160812_10591620160812_102

                   <「ツル次郎の夏」3P目>


 トポでは「カンダタ」3P目は5.8のルートとなっているが、おそらくこれは間違い。

 登攀ライン上、正確には「ツル次郎の夏」3P目(5.11ab)を登ることになる。


 中間部上にある、ツルッツルのスラブ(ヘッドロック)を登るところが核心(これが名前の由来?)。個人的にはスラブ最初のバランシーな立ちこみが核心だと感じた。



20160812_11215220160812_111

                                       <「ツル次郎」3P目を登るI氏>


 2本のマルチを終えたところでちょうど12時。まだ早いけど、そろそろ暑さも限界になってきたので、本日の登攀はこれにて終了~。

 2日間、4本のマルチを2人でつるべで登り、全ピッチOS!

 一度も落ちることなく、登攀を終えることができました(^^)



 時間も余ったので、展望台から頂上に向かって1時間ほど歩いて、自然公園へトレッキング。


20160812_13403620160812_115


20160812_13443320160812_118

             <残念ながら頂上付近はガスっていて、展望は楽しめませんでした。。。>


 田立不動岩ツアーはこれにて終了。


 下山後、次なる目的地、北アルプス錫杖岳へ向かって移動。


20160812_17241720160812_125


<北アルプスへの移動途中、南木曽名物「木曽牛うどん」「五平餅」をたいらげました(^^;)>

  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0)Multi Pitch Climbing 

August 11, 2016

これより木曽路(5.10d)、強引なMy Way(5.11bc)/田立不動岩/南木曽

 今日から、いよいよお盆ツアー開始。

 今年の夏は、混んでいる瑞垣・小川を避けて、南アルプス~北アルプス山域でマルチピッチクライミング三昧に決定!

 まずは以前から行きたいと思っていた、南木曽・不動田立岩へ。

 数年前のロクスノで紹介されていた新規開拓された岩場。マルチピッチのクラック・クライミングが楽しめるという。



 前夜発で中央道を中津川ICへ。道の駅・賤母で一泊。

 朝、近くのコンビニに寄ってから、粒栗平駐車場へ。


20160811_08373720160811_016

                          <粒栗平駐車場>


20160811_08362920160811_014


20160811_08365520160811_015


20160811_08382320160811_018

                 <駐車場には立派な避難小屋が、、、水場もあるし、こっちで泊まれば良かった。>


 駐車場から歩き始めると、すぐに渓流沿いの遊歩道に合流。

 所々に点在する素晴らしい滝を眺めつつ、高度を上げていく。


20160811_08375920160811_017


20160811_09184020160811_022

                             <霧が滝>

20160811_09235820160811_027

                             <天河滝>

 1時間ほどの歩きで、不動岩が見えてくる。


20160811_09080520160811_021


 天河の滝を過ぎたら、二つの吊り橋があるが、一つ目を渡ったところで遊歩道を外れ、尾根沿いの踏み跡に入る。二つ目の吊り橋を渡らないよう注意。

 尾根沿いの踏み跡を10分ほど登ると、眼前に不動岩が現れる。


20160811_10095220160811_032

                           <不動岩南面>


20160811_09413020160811_029

                           <不動岩西面>


 南面にあるため、既に日が当たってかなり暑いが、せっかく来たからには、登らないわけにはいかない。


 早速、アップで「これより木曽路(5.10d)」にトライ開始。

 「これより木曽路(5.10d)」は、この岩場で最初に開拓されたルート。南面で最も目立つ、一筋の顕著なクラックを登る、不動岩を代表するルート。

 開拓者の市川氏は、下から見て、これをバチバチのハンドサイズだと思ったらしい。しかし、下から見ていても、どう見ても細いフィンガーサイズにしか見えない(笑)。

 アップでやるにしてはなかなか難しそうだ。


1P目(5.10a) Iさんリード OS


20160811_11013220160811_035

             <「これより木曽路」1P目を登るIさん。南面中央に走るクラックへと突き上げる>


 5.10aにしてはなかなか悪いフェースクライミングをこなし、南面中央に走るクラックへ。


2P目(5.10d) 私リード OS


20160811_11161820160811_037

             <「これより木曽路(5.10d)」2P目、ハングを超え、フィンガークラックを登る>

 いよいよ緊張の2P目。

 ハンド~フィンガーサイズのクラックをたどっていくと、下から見えた顕著な一筋のフィンガークラックが近づいてくる。

 近づいてよく見てみても、やっぱり、フィンガーサイズだ(笑)。そして、なんと浅くフレアしたグルーブ! まともなプロテクションがとれそうもない。。

 このグルーブをまともに登ると、とても10dでは収まらないように見える。が、よく見てみると・・・・
 オンサイト狙いの人のため、詳細は書かないが、朝一で身体が動かない中、なんとか気合でOS。


20160811_12095820160811_045

                       <2P目をフォローするIさん>


3P目(5.8) Iさんリード OS
 

20160811_12172120160811_048

                      <「これより木曽路」3P目>
 

 藪漕ぎ含む簡単なクライミングで、不動岩頂上展望台へ。展望台にはハイカーがたくさん居て、上から応援してもらえます(^^;)


20160811_12570420160811_057

                  <終了点がそのまま展望台&遊歩道という面白い岩場>

20160811_12571820160811_059

               <展望台からは南木曽の街並みが良く見える。絶景です。>


 同ルートを懸垂で下降。

 続いて、本日2本目の「強引なMy Way(5.11bc)」にトライ開始。


1P目(5.11a) Iさんリード OS

 
20160811_13475520160811_063

                 <「強引なMyWay」1P目をリードするIさん>

 クラック沿いに登っていき、最後は終了点に向けて右にトラバースして終了。

 核心は最後の右へのトラバースと、終了点における立ちこみ(終了点をつかんじゃダメだよ)。きっと「強引なMy Way」というルート名の由来を感じることができます(^^;)。


2P目(5.8) 私リード OS

20160811_14334920160811_066

                         <「強引なMyWay」2P目>

 簡単なクラックを右上すると、大きなフレークが覆いかぶさるワイドなクラックが現れる。


3P目(5.11bc) Iさんリード OS


20160811_15005120160811_075

                  <「強引なMyWay」3P目をリードするIさん>

 やらしい出だしをこなしたあとは、大きなフレークの内側をひたすら右上する。
 
 フレークの奥にはところどころハンドかフィンガーが決まるが、スタンスが乏しいのでなかなか難しい。背中をうまく使って登ってください。

 
 2本のマルチを満喫したところで、暑いので本日は終了~


 本日、宿泊しようと思っていた岩場下にある避難小屋はボロボロ・・・

 展望台で会ったハイカーのおじさんに、「ここから10分くらい歩いたら、きれいな避難小屋があるよ」と教えてもらったので、早速偵察。


20160811_12334920160811_051

            <展望台から10分ほど歩いたらこんなトンネルがある。ここをくぐると・・・>


20160811_12395420160811_052

                          <立派な避難小屋が!>


20160811_12411520160811_054

                            <中は超綺麗!>


20160811_12403520160811_053

                 <トイレとテーブル・イス(?)まで完備>



20160812_06374520160812_083

                      <近くに水場もあるよ>


 ということで、本日はこの避難小屋に宿泊することに決定。 超快適でした~

  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0)Multi Pitch Climbing 

August 07, 2016

ノーモアレイン(5.12a)/妹岩/小川山

 今日は同行者のSKさん等の希望もあり、10年ぶりくらいに妹岩へ。

 「カサブランカ」や「ジャックと豆の木」等のクラック初級者の人気ルートが密集する妹岩。常に混んでいるため、最近は足が遠のいていた。

 そして、久しぶりに妹岩に来てみると・・・やっぱり凄い人、人、人。カサブランカの前には20人くらいの人が順番待ちしている。。。昔と変わらないなぁ。


 そんな妹岩の前を素通りして、パートナーのSさんらとまずは姉岩へ。

 姉岩の「卒業試験(5.10b)」でアップ。RP。


20160807_09325420160807_009

                          <「卒業試験(5.10b)」>


 10年以上ぶりにこのルートを登ったが、昔は5.10aにグレーディングされていて、「5.10aの卒業試験だぁ~」なんて言われて、登らされた記憶が、、。いつのまにかグレードアップしている。確かに5.10aにしては、ルートファインディング含めて悪いと(今でも)思う。


 次に、何をやろうか悩んでいたところ、姉岩の「ノーモアレイン(5.12a)」には誰もとりついていないので、早速、このルートにトライ開始。


20160807_10540520160807_010


                        <「ノーモアレイン(5.12a)」>
 

 MOSトライ。

 下部のガバ地帯を超えて、ハング真下までは簡単。ハング下にあるボルトにクリップし、しばしレスト。

 そして、ハングを乗越し、上部のスラブ地帯に乗り移るところで、フォール。。。
 ハングからスラブに乗り移る部分のアンダーホールドの処理がかなり悪い。かなりのパワームーブが強要される。

 また上部のスラブ地帯も、夏の直射日光(+炎天下)の下では、スローパーの保持が、かなり悪い。その後、各駅停車でトップアウト。

 その後、2便出すも、同じところでフォールしてしまい、結局RPできず。。。また、涼しくなる秋にでも出直そう。



 最後にダウンで姉岩の「入学試験(5.10c)」にMOSトライ。MOS。


20160807_17500720160807_013

                           <「入学試験(5.10c)」>


 なぜか、入学試験の方がグレードも高いが、難易度も高い。スラブのシビアな足置きが要求される好ルート。



 Sさん、SKさん、SNさん、Fさん、今週末はお付き合いいただき、ありがとうございました!(^^)  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0)Sport Climbing 

August 06, 2016

完全なる酒乱(5.10c)/砦岩前衛壁/小川山

 今週末は、先週末に引き続き、砦岩前衛壁/小川山。

 先週、砦岩前衛壁でその存在を確認した、超有名ワイド「完全なる酒乱(5.10c)」が今日の目標。先週と違い、今週はワイドギア(キャメ5、6番)も完全に揃えてきたぜ!


 岩場到着後、まずはアップで「お手伝いします(5.10a)」にトライ。MOS。出だしの左へのトラバース部分が5.10aにしてはなかなか悪い。

 その後、先週不覚にも落ちてしまった「はさみ虫(5.10c)」にトライ。今回はさすがに落ちずに1撃。

 2本登って、身体が暖まったところで、いよいよ「完全なる酒乱」にOSトライ開始。




20160806_12343020160806_002

                 <ワイドの超有名金字塔、「完全なる酒乱(5.10c)」>


 出だしのルーフ部分、ガバではあるものの、レイバックで、かなりのパワームーブを強いられる。既に出だしのハング越えだけで5.10cくらいありそうだ。キャメ1番を使用。

 ハングを越えると、いよいよ、ワイド部分に突入。

 当初、右側リップ部分にガバがあり、そこを支点に身体をワイドに投入しようとするも、なかなか上手く入らない。。。下で4人ものギャラリーが見ているため、さっさとカッコよく越えたいところだが(笑)、OS狙いのため慎重にならざるを得ない。

 5分ほど悩んだ後、(オンサイト狙いの人のために、詳細は書きませんが)あることに気が付いて、身体をワイドに投入することにまんまと成功。

 身体が入ってしまえばこっちのもの。あとは、マスターした(はずの)ワイド登りを駆使して登るだけだ!と思っていたら、6番でもスカスカのクラック幅(しっかりしたプロテクションがとれない)に唖然。それに、身体がすっぽり入ってしまって、なかなか上手くずり上がることができない。。。

 それでも右の壁面には豊富にカチがあるので、それらを駆使し、徐々に身体をずりあげる。


 中間部分(右側の壁に大きな穴があいているところ)に到達したところで、ガバを利用して身体をクラックの外に出すと、、、そこに待望のRCCボルトが!。ここでようやっとしっかりとしたプロテクションをとることができて一安心。

 そこからは上半身をクラックの外に出した状態でのワイド登りとなる。傾斜が落ちていくので、前半よりも簡単。また、クラックも徐々に狭くなっていくので途中、6番でプロテクションをとることができるようになる(6番1個使用)。

 そして、長い奮闘の末にようやっと終了点へ。OS成功!(^^) ワイドのOSグレード更新だー。嬉しいなっと。


 その後、時間も余ったので、ボルトルートの「松茸風味(5.11c)」と「森林エスカレーター(5.10c)」にMOSトライ。共にMOS成功。


20160806_14540720160806_005

                          「松茸風味(5.11c)」


20160806_17270420160806_006

                        <森林エスカレータ(5.10c)>


 「森林エスカレータ(5.10c)」は5.10cというグレーディングがされているが、かなり難しいと思う(しかも長い。ロワーダウンするには60mロープが必要)。個人的には5.11aくらいはあると思うので、取りつかれる方は、慎重に!

 
 夜は皆で宴会!
  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0)Sport Climbing 

July 31, 2016

アーチクラック(3P、5.10a)、はさみ虫(5.10c)/砦岩前衛壁/小川山

 瑞垣は今日も天気が悪いということで、昨日に引き続き小川山。

 今日はパートナーが落としたいルートがあるという、砦岩前衛壁に行ってみることにする。


 到着後、早速、アップで「はさみ虫(5.10c)」にトライ。


20160731_09584320160731_017

                        <「はさみ虫(5.10c)」>


 なんと、核心でフォール。。。去年、登っているのに(T_T)。はさみ虫の核心ってこんなに悪かったけ?

 2便目で再RP。

 その後、新品シューズの足慣らしを兼ねて、「バンザイジャム(5.10c)」にトライ。
 去年OSしているだけあって、こちらは簡単に登ることができた。同じグレードとはいえ、こちらの方が個人的には登り易い気がする。

 パートナーが目標ルートにトライする間、時間も余ったので、はさみ虫の右クラック限定バージョンに何度かトライ。う~ん、やっぱり右クラック限定にすると、途端に難しくなる。。。かなり上級のワイドテクニック(ヒール&トゥー)が必要だ。まだまだ要修行。


 そして、そろそろ飽き始めた夕方、パートナーもまだ登っていないという、砦岩東門にあるマルチピッチ「アーチクラック(5.10a)」にトライ開始。


 1P目(5.7) 私リード OS

20160731_15470620160731_018

                   <アーチクラック、1P目>

 トポ上は「5.7のスクイーズチムニー」ということになっているが、なかなかのワイド。特に中間部のチョックストーンがあるあたりの乗り越しはかなり悪い。5.9くらいだと思ってとりついた方が良い。

 個人的には全3ピッチの中で、このピッチが一番悪いのではないかと思った。


2P目(5.10a) 私リード OS


20160731_16214820160731_019

               <アーチクラック2P目、出だしのクラックは自然に帰っているので、左側に生えている木を登った方が良い。>

 出だしは木登りっぽいため、先行きに不安を覚えるが、木から右側のハンドクラックに乗り移った後は、ビックリするほど快適なハンドクラックが延々と続いていて感動。

 こんなところに、こんな素晴らしいクラックがあるなんて、って思うので、ぜひ一度登ってみてください。

 途中、フィストサイズにクラックが広がる部分が核心。その核心後、左へトラバースするハンドクラックもなかなかの長さで感動的。うーん、良いルートだ。


3P目(5.9) Iさんリード OS


20160731_17005220160731_020

                    <アーチクラック3P目>

 トポ上は「5.9のOW」ということになっているが、OWは最後のわずか2mくらいだけ(しかもOWを登らなくても、頂上に抜けてしまえたりする)。

 16:30から登り始めて18:00に登攀終了。短いけれど、期待を裏切る面白いマルチでした(^^)。


 Iさん、今週末はお付き合いいただきありがとうございました!(^^)  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0)Multi Pitch Climbing 

July 30, 2016

大日本国民ルート(3P、5.10a)、アスレチッククラブ(5.12a)/無名岩峰/小川山

 今週末も瑞垣へ。

 しかし、駐車場に着いてみると、瑞垣は霧に包まれ、なぜか路面が濡れている、、、どうやら、昨夜、かなりの雨が降ったようだ。

 残念。。。これでは、瑞垣でクラッククライミングは難しそうだ。


 というわけで、今週末も、小川山へ。


20160730_08291520160730_001

                        <小川山はドッピーカンでした>


 さて、どこへ行こうかとパートナーと相談。そして、パートナーは行ったことがあるが、僕がまだ行ったことがない、無名岩峰へ行ってみることにする。

 廻り目平の駐車場から、暑い中、急登を歩くこと約40分。ようやっと無名岩峰に到着。



20160730_11103720160730_010

            <このハシゴが見えたら、ハシゴを登らずに左に下ると、そこが無名岩峰>


 まずはアップで大日本国民ルート(3P、5.10a)にトライ。

 1P目(5.7) Iさんリード

20160730_09473120160730_002

                       <大日本国民ルート、1P目>


 最後、テラスへ上がるところがワイドになっていて、ワイド登りが必要。テラスへの乗り越しが少しやらしい。


2P目(5.10a) 私リード OS


20160730_10022420160730_003

                      <大日本国民ルート、2P目>


 テラス左端から左上するハンド~フィンガークラックを登る。抜群の高度感と、所々、閉じているフィンガークラックの処理は、5.10aにしては難しい。


3P目(5.10a) Iさんリード


20160730_10560720160730_007


20160730_10581820160730_009

                        <大日本国民ルート、3P目>


 3P目は、左上するハンドクラックをたどり岩峰頂上へ。快適なハンドサイズのクラッククライミングが楽しめる。


 マルチピッチでアップを済ませた後は、Iさん目標の「アスレチッククラブ(5.12aR)」へ。


20160730_10380420160730_005


20160730_11354720160730_015

                      <アスレチッククラブ(5.12aR)>

 FLトライ。

 出だしの左上するジグザグクラック中間部で早速テンション。かなりバランシーで、かつプロテクションがとりずらい。

 その後、テンションの各駅停車で、なんとかトップアウト。

 終了点直下にある核心部分は、クラックが閉じていてプロテクションがとれず、ランナウトの中、微妙なムーブをこなしていくという、超難しいルート。核心直下で何度もロングフォールしたため、精神的に疲れた。。。

 パートナーのIさんが、なんと、このルートをOS(!)してしまったので、早々にRPはあきらめ、場所を移動。


 15分ほど登った無名岩峰上部にある、「トロイメライ(5.11b)」にトライ。


20160730_16253420160730_016

                         <「トロイメライ(5.11b)」>

 MOSトライ。

 中間部のハングした逆相のカチ地帯を突破し、上部の緩傾斜地帯に入ったところで、右のクラックにラインをとる。もはや核心は終わったなぁ、と思っていたら、最後に、行き詰ってフォール。。。どうやらライン取りを間違ったらしい。正解は上部はクラックライン沿いではなく、左でした。

 2便目でRP。


 下山後、廻り目平で偶然再会したI夫妻、Iさん、KさんのBBQパーティに乱入。大量の焼肉を御馳走になりました。ありがとうございました!(^^) 
  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0)Multi Pitch Climbing 

July 24, 2016

屋根岩5峰/小川山

 昨夜、瑞垣でキャンプ中、突然の大雨。。。朝、起きてみると、昨日同様、瑞垣はビショビショ。

 SNSで情報を集めてみると、どうやら小川山は天気が良く、昨日も登れていたようだ。
 というわけで、朝一で小川山へ移動。



20160724_08140220160724_009


                     <小川山は快晴でした>


 今日は今までいったことがない、屋根岩第5峰へ行ってみることにする。

 駐車場から30分程度で屋根岩5峰へ到着。だいぶ遠いイメージがあったが、意外に近い。



20160724_09521920160724_010


                        <見事な山容の屋根岩第5峰>


 最上部の上段テラスへ。広くて快適なテラスがFIXロープをたどった先にあって、びっくり。

 まずはアップでガメラ岩のギャオス(5.10b)にMOSトライ。


20160724_10443520160724_014

                            <ギャオス(5.10b)>

 MOS成功。ガバの連続するルートでアップにちょうど良い。

 続いて「小川山庭園(5.11d)」にFLトライ。


20160724_11212020160724_015

                          <小川山庭園(5.11d)>


 2ピン目をとって、2ピン目上のカチをとったところでテンション。ガバに見えたが、意外に悪い。

 その後、4ピン目をとったあとの最後のフェースもポケットの連続でかなり悪い。

 
 シビアな足使いが要求されるこのルート、新しいクライミングシューズがかなり痛いので、穴あきシューズで2便目をトライ。

 しかし、最後のフェースでスリップ落ち。。。やっぱダメだ、このシューズ。もう捨てよう。


IMG_1157


                  <もはや、ミッドソールもはがれて、赤い皮が見えてます。。。>


 その後、新しいシューズで再トライ。

 それもダメだったのでムーブを変えて再トライ。

 5便目でようやっとRP。 新しいシューズであることもさることながら、足使いが下手だなぁ。

 要練習です!


 Uさん、Iさん、今週末はお付き合いいただき、ありがとうございました!
  
Posted by straysoldier at 23:30Comments(0)TrackBack(0)Sport Climbing 

July 23, 2016

甲府幕岩/山梨

 いよいよ梅雨明けも近づいてきたので、今週末は約1ヶ月ぶりに外岩へ。

 久しぶりにクラックをやりたいと思い、瑞垣に行くことに。

 ところが、瑞垣に着いてみると・・・なんと、瑞垣は霧の中。

 しかも、昨夜、かなりの雨量の雨がふったらしく、駐車場すらビショビショだ。

 あきらめきらずに、乾いてくることを期待して、駐車場で1時間ほど待機。


 次々とクライマーらしき人がやって来るものの、状況を見て、あきらめて帰っていく人が多い。。。


 それでもあきらめきれない我々。フェースなら何とかなるんじゃないかという、淡い期待を抱いてカサメリへ。

 まだ行ったことのないエリアということで、オランジュ岩へ。

 しかし・・・


20160723_09000220160723_001

                      <ビショビショだったオランジュ岩>


 やっぱり、ビショビショ。ダメでした。。


 というわけで、瑞垣は岩が乾く可能性もないので、甲府幕岩へ転戦することにする。 約4年ぶり、2回目の甲府幕岩だ。

 昼頃、甲府幕岩に着いてみると、岩は乾いている。なんとか登れそうだ。


 まずはアップで「シリコロカムイ(5.10d)」にトライ。FL。


20160723_11220420160723_004

                      <「シリコロカムイ(5.10d)」>


 このルート、最後に核心があるんだけど、その部分は、ルートファインディング含めてかなり悪い。
 最後のムーブはとても10台には感じなかった。あやうく落ちるところだった。
 このルート、本当に5.10dなのか?
(その後、しばらく見ていたら、隣の5.12aをRPした人が、このルートをトップアウトできてなかったし・・・)


 続いて、同じエリアにある、「ア・ラ・ポテト(5.13a)」にトライ。


20160723_11024220160723_002

                   <「ア・ラ・ポテト(5.13a)」>

 MOSトライ。

 2ピン目までは順調に高度を稼いでクリップ。しかし、そこで力尽きてテンション。。。

 しばらく休んだ後に、各駅停車でとりあえずトップアウト。3・4ピン目のクリップと4ピン目付近の遠いホールドをとるところが核心か。


 2便目を出した後、前回の瑞垣で穴が開いてしまったクライミングシューズの底を改めて確認してみると、、、もはや細かいスタンスには立ち込めそうもない。


20160723_16161320160723_007

               <大きな穴が開いてしまったクライミングシューズ(涙)>


 というわけで、13aへのトライはこれにて終了。

 その後は、新しいシューズの足慣らしを兼ねて「ピリカ(5.10c)」を再登。RP。

 しかし、買ったばかりのシューズはサイズが小さ過ぎたのか、足が超痛い。
 これでは、シューズが伸びて、足にフィットするまで、しばらく時間がかかりそうだ。

 夜は、瑞垣に戻りキャンプ。    
Posted by straysoldier at 23:00Comments(0)TrackBack(0)Sport Climbing